NWAコンドライト(ロシア隕石と分類上同じ隕石)
コンドライト(ロシア隕石と分類上同じ隕石)
特徴はコンドルールと呼ばれる0.1mmから数mmの球場の物質を含むことであり、このような球状体は地球の岩石には見られない。
コンドライトの化学組成を調べてみると、太陽を取り巻く高温のガスから水素やヘリウム等の発揮性の元素を除いたものの化学組成によく似ていることから、コンドライトは始原的な未分化隕石で、原子太陽系星雲の中で惑星が形成されていく初期の段階の情報を保持していると考えられている隕石です。
NWAコンドライトは、北アフリカ一帯のサハラ砂漠で発見された隕石で、分類上H4に属します。
Hは、かんらん石・輝石中の鉄・マグネシウム比や隕石に含まれる金属鉄の量から、また4は岩石学的特徴から分類された名称。
ほとんどのコンドライトには炭素質コンドライト(CV3等)に含まれていた発揮性成分はふくまれておらず、集積後に熱変性を受けたと考えられています。
サハラ砂漠に落下したコンドライトのペンダントトップ
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チェリビンスク隕石(ロシア隕石)
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